おいしいらーめんの店 太陽軒 | 元・また食べたい京都ラーメン

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予告です。

管理人が糖尿病を患って、糖質制限食を食べているためラーメンサイトとして維持してゆくのが困難になりました。

近いうちにオリーブオイルについてのサイトに模様替えします。過去ログはそのまま残しておきます。

京都から奈良へ続く道、豊臣秀吉の時代には新大和街道として京都から伏見、宇治川を渡って巨椋池の小倉堤を経由して奈良へと向かう最短コースが整備されたそうです。

そのコースの中でも伏見の居城から御遊所であった向島城(四ッ谷城)までの道程は、その道の両側を桜並木とし、宇治川を渡る豊後橋には屋根まで取り付けられたと伝えられていますから驚きですね。慶長3年の有名な太閤花見と言い、太閤さん、桜が大好きだったようです。

この豊後橋、後に何度も掛け替えられますが屋根付きはこの時だけだったようです。そして昭和の初期、月が綺麗に見える場所として有名になり、観月橋と呼ばれるようになりました。

この観月橋の袂にこのお店はあります。

のっけから名前の話になりますが、一番ベーシックなメニューに「ラーメン」ではなく「おいしいらーめん」というネーミングをする感覚が私は気に入ってます。

ベースのスープは豚骨を中心に鶏ガラと魚だしを合わせたもののようですね。背脂が浮いているにもかかわらずさらっとした感じなのに、後になって意外とゼラチン感が強かったことに気づいて驚かされます。タレはいわゆるチャーシューダレの醤油味です。

唐揚げなどのサイドメニューを注文してみると、このお店は結構本格的な中華料理の技術を持っておられるように感じます。その技術でチャーシューやタレを作っておられるので、意外とコクのある複雑な味を楽しませてもらえます。

麺はストレートの細麺です。ルックスより腰が強く渋みがないので、そうは感じなかったのですが、もしかすると卵麺なのかも知れません。あまりこのタイプの麺は食べたことがないので、もしかすると委託製麺のオリジナル麺かもしれませんね。

トッピングはチャーシュー、葱、メンマの三点セット。チャーシューはもも肉の塊だと思われますが、先に述べたとおりかなり美味しいと思います。

【クール便送料無料】地ビール(6本)と昆布〆(ヒラメ・カジキ)セット 最近始められたのか、標準メニューには載っていないのですが、お店の表に塩ラーメンの大きな看板も出ていました。「おいしいラーメン」が500円なのに対して、塩ラーメンは600円です。

この塩ラーメン、スープも麺も標準の物とは全く異なる物です。

スープは野菜と昆布から取られた中華風スープで、ニンニクと胡麻が良く効いています。塩ダレは余り上等でない普通の塩なのでしょうが、タレを作られる際に砂糖を上手く組み合わせておられるのでしょう、甘さによってとげとげしさの少ない味に仕上がっています。

麺はむしろ九州の豚骨ラーメンで使われるような白っぽくて鹹水の極端に少ない麺で、細麺のストレートです。大盛りではなく替え玉にしないとすぐに伸びてしまうようなアレで、こちらももしかするとオリジナルかも知れません。

トッピングは普通のラーメンと同じですが海苔が一枚追加されています。

中華料理としてのラーメンをお手軽な価格で食べたくなった時には是非行きたいお店ですね。

場所はこちら 。京阪観月橋駅下車、旧観月橋(歩行者が通れる下の方の橋)を渡ってすぐです。

駐車場はありません。橋のたもとというロケーションはコインパークがあるような場所でもないので、離れたところで探すか電車で行くのが無難です。

←地元や近郊で、京都新聞を購読しておられる人あればこのカードが配布されていると思います。

これを注文時に提示すると600円の味噌ラーメンを500円に値引きしてくれるそうですので利用すればお得ですね。念のため、特典については注文前に確認して下さいね。

このカードについての情報は、京都新聞トマト倶楽部のサイト をどうぞ。

京都のラーメンについては数多くのサイトが評価し紹介しています。だからラーメンの写真や他の評価についてはそちらに任せようと言う他力本願な私。(爆)

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