らーめん京都てんぐ 常盤店 | 元・また食べたい京都ラーメン

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予告です。

管理人が糖尿病を患って、糖質制限食を食べているためラーメンサイトとして維持してゆくのが困難になりました。

近いうちにオリーブオイルについてのサイトに模様替えします。過去ログはそのまま残しておきます。

===== 新着情報 2005-05-09 22:10:33 =====

京都新聞トマト倶楽部の利用特典、土地柄コメントなどを追記しました。

===== 記事初出 2005-01-24 12:59:53 =====

阪東妻三郎傑作選 DVD-BOX 1925年と言いますから昭和元年ですね、阪東妻三郎プロと言うプロダクションが京都府葛野郡太秦村に撮影所を作りました。もちろん大スター阪妻(バンツマ)のプロダクションです。バンツマを知らない人はおじいちゃん、おばあちゃんに聞いてみて下さい。(笑)

阪東妻三郎は当時22~3歳くらいだったと思いますから、本当に大スターだったんですね。その若さで2万坪あまり(約7万平方メートル弱)の撮影所を作るなんてことは、小粒になった最近の「大スター」達にはとてもマネができないでしょう。

その撮影所は、松竹、帝国キネマ、新興キネマ、大映、東横映画とその主を次々に変え、1951年には東映の撮影所となりました。その頃には既に所在地自体も京都市に編入されていて、京都市右京区太秦と呼ばれるようになっていたのです。そして今から30年前の昭和50年、今では全国に知られる映画のテーマパーク、東映太秦映画村としてオープンしました。

この映画村の近所にこのお店はあります。

細かい背脂と一味がたっぷり乗った醤油ラーメンのお店です。しっかりとした豚の出汁が利いて、背脂だけとは思えない独特の甘味があるスープで提供されますが、トッピングの一味とスープとの相性は微妙で、唐辛子の香りに抵抗のある人には向かない味かもしれません。

醤油味は比較的抑えめであるものの、ちょっとスープの味をスポイルする相性なのが残念ですね。一度期間限定で提供された塩味のほうが格段にスープの旨さを引き立てていたと思ったのですが、今ひとつ人気が出なかったのか限定メニューに終わったのは大変残念に思います。管理人注 → こちらをご覧下さい

いつも思うのですが、ラーメンというのは構えて食べに行くものではないだけに、食べる人の嗜好がダイレクトに反映されると言えるでしょう。

昨今、お手軽な外食が一般的になっただけに、安直な味付けの方が好まれるようですね。塩と油をたっぷり使い、醤油やソース、マヨネーズをぶちこんでおけばOKというコンビニ味が大好きなお子さま口が中年以降の人々にも広がってきているようで不気味ささえ感じます。

おうちでお子さまランチ ひこうきのランチプレート そうした中、美味しいと評判のお店の多くがそうしたお子さま口に迎合してしまっているのは、商売として考えた場合やむを得ないことなのでしょう。

そんな中で、このお店はまだ本当の美味しさを探して頑張っている方なのかもしれませんね。

ラーメンの話に戻ります。トッピングは海苔と大きなチャーシュー、ねぎ。このチャーシューはほろっと崩れるほど柔らかく仕立てられています。好みにもよるのでしょうが、レベルの高い一品だとは思います。

麺は細めのストレート麺ですが、昔の中華そばに近いタイプで、早く食べないとどんどん食感が変わって行くタイプです。最近のなかなか伸びない多加水麺よりはずっとラーメンらしさを感じさせる美味しい麺ですね。

全体にお値段が安めで、50円でご飯食べ放題のサービスがあるのも嬉しいお店です。食事時間に近くを通ることがあったら是非また行きたいお店ですね。

場所はこちら 阪急四条大宮から嵐電(京福電鉄嵐山線)で帷子ノ辻乗り換え、北野白梅町行きで常盤下車、新丸太町通りを200メートルほど東に歩いた南側にあります。あるいはJR花園駅下車、西へ徒歩1キロくらい。

新丸太町通りに面していて駐車場があるので、自家用車もOKです。

←地元や近郊で、京都新聞を購読しておられる人あればこのカードが配布されていると思います。

これを会計時に提示すると50円割引にしてくれますので利用すればお得ですね。特典の内容については念のため注文前に必ず確認して下さい。

このカードが配布されていない場合は、京都新聞の販売店に問い合わせて下さい。

京都のラーメンについては数多くのサイトが評価し紹介しています。だからラーメンの写真や他の評価についてはそちらに任せようと言う他力本願な私。(爆)

こちらで検索して他のサイトも参考に して下さい。