===== 新着情報 2005-05-09 22:06:10 =====
京都新聞トマト倶楽部の利用特典などを追記しました。
===== 記事初出 2005-02-23 16:12:49 =====
京都の南、伏見と宇治の間にはかつて巨椋池という大きな池がありました。その大きさは時代ごとに変化しますが、干拓が行われる直前でも周囲16キロ、面積にして800ヘクタールほどもあったそうです。
その池の中で最も大きな中州は槙島と呼ばれ、太閤秀吉が新奈良街道を整備する際に輪中化計画の中心であった築堤の中心にもなりました。干拓で池そのものがなくなってしまって久しい現在でも、槙島という名前は地名となって残っています。
その槙島にこのお店はあります。
実にうかつなことに、以前このお店の本店
について書いた時に、塩ラーメンが限定メニューで終わったと書いたのですが、実は限定期間終了後に塩ラーメンは定番メニューに組み入れられていたのです。
と言うことで再度塩ラーメンにチャレンジ。
面白いことに限定メニューの時とは味が違っています。限定メニューの時にはいかにも塩ラーメンと言う雰囲気ではなく、むしろ醤油ラーメンから醤油臭さだけを消したような、不思議なコクのあるラーメンでした。
しかし、今回定番化した商品はいわゆる普通の塩ラーメンと言うイメージを前面に押し出しています。
どちらが美味しいと感じるかは個人の好みで分かれると思います。しかし、ベースのスープ自体がしっかりしているので、それなりに美味しく頂けるのではないでしょうか。
醤油味も塩味も、基本的にはタレが違うだけで同じラーメンです。個性的な大きくてほろっと崩れる巻きチャーシュー、水菜、メンマのトッピングも良く合います。
麺は細いストレート麺で、本来であれば豚骨などに良く合いそうな、伸びるのが早そうな麺です。
本店(常盤店)に比べると、こちらの店は20円高いのですが何か理由があるのでしょうか?ま、もともと安い(並ラーメン:560/580円)からかまいませんけどね。
いずれにしてもレベルの高いお店です。高級材料がどうの、化学調味料がどうのと言った、ラーメンに一家言持ったと自慢する連中に媚びるセリフは言わなくても、普通に美味しいラーメンを安い価格で供される姿勢は見上げたものです。
お昼時に行ったのですが、店員の態度にもその姿勢は良く現れていました。清潔に保たれた店内。愛想良く、必要なことをきちんとこなし、お客さんの方を常に見ているホール係の男女二人、彼らが仕事に向き合う姿勢を見ていても美味しさが伝わってくるように思いますね。
近くへ行ったら、是非もう一度立ち寄りたいお店です。
場所はこちら
。最寄駅は近鉄小倉ですが、ちょっと駅からは遠いかも知れません。ただ、近くを通るバスも本数が少ないのでどうしようか…
駐車場は店の南側にありますし、旧国道24号線沿いですから車で行くのが便利でしょう。
←地元や近郊で、京都新聞を購読しておられる人あればこのカードが配布されていると思います。
本店と同じサービスで、これを会計時に提示すると50円割引にしてくれますので利用すればお得ですね。特典の内容については念のため注文前に必ず確認して下さい。
このカードが配布されていない場合は、京都新聞の販売店に問い合わせて下さい。
京都のラーメンについては数多くのサイトが評価し紹介しています。だからラーメンの写真や他の評価についてはそちらに任せようと言う他力本願な私。(爆)
こちらで検索して他のサイトも参考
にして下さい。