立命館大学が草津にキャンパスを設けたせいか、最近草津方面のラーメン店事情がちょっと面白くなってきているようです。
そう言えば、チキンラーメンやカップヌードルを発明された日清食品の創業者、安藤百福氏も立命館大学のご出身でしたね。
このお店も立命館大学草津キャンパスにほど近い南草津にあります。
スープは九州風に取られた豚骨スープに、非常に濃厚な昆布出汁です。昆布出汁と言うより、むしろ粉末昆布をお湯に溶いたのではないかと思うほど濃厚な味と食感があります。塩味の強いインパクトと相まって個性的な味に仕上がっています。
麺は低加水低鹹水、やや薄力系の粉を使った豚骨用イメージの生地を、太めストレートに仕上げた麺です。ゆで方も豚骨にあう堅めの茹で上げで、食べているうちに食感が変わってきます。
トッピングはチャーシュー、メンマ、葱、キクラゲ、ゆで卵、海苔と盛りだくさんです。チャーシューはもも肉巻きチャーシュー、薄味で柔らかく厚切り、チャーシューと言うより、最近流行の煮豚タイプですね。キクラゲは白ゴマであえてあります。もちろん豚骨ですからカスターセットには紅生姜がありました。
九州ラーメンのことはあまり詳しくないのですが、太麺豚骨であるところから熊本ラーメン?とも思いました。しかし、聞くところによると熊本ラーメンは揚げニンニクが必須だそうで、それはこのお店では入っていませんでした。
また、メニューに「ポーク」を使った物があるところや昆布出汁が前面に出ているところから、ご主人は沖縄のご出身なのか、沖縄をイメージされたのかも知れません。
あるいはどこそこ風というのではなく、九州地方のラーメンから発展させたオリジナルなのかも知れませんね。いずれにせよ京都ではちょっと味わえないタイプのラーメンで、こうした物と出会えるのが、近県とは言え他府県に出かける醍醐味です。
←ちなみにポークとは迷惑メールの世界共通呼称ともなったこいつの沖縄での一般的な呼び名で、よく調理材料として用いられるようです。
と言うことで、草津方面に出かけたときにはまた立ち寄ってもいいお店ですね。
場所はこちら
。最寄り駅はJR南草津になるようです。Mapionの地図はこちら
。
お店の東側に2台停められる駐車場があります。
私はラーメンサイトの管理人であることをお店の人に知られることは、お店の客観的な評価をしにくくすると思っているので、京都のお店では写真撮影などをしないようにしています。おまけに今回は他府県なのに撮影を忘れました。(爆)
幸いこのお店についても評価し紹介しているサイトがあるようです。だからラーメンの写真などついてはそちらに任せようと今回も横着をさせて貰ってます。
こちらで検索して他のサイトも参考に
して下さい。
すみません、基礎資料もメモしてくるのを忘れました。