伏見・歌舞伎町・東寺と言ってピンと来る人はある程度年輩のスケベさんかも知れませんね。そう、ストリップの有名老舗劇場です。残念なことに、DX伏見劇場は2005年の初頭に閉館してしまいましたが。
多くは語りますまい、様々な風俗が跋扈する今の時代、ストリップ小屋は消えゆく文化の一つかも知れないと寂しく思っています。
かつては千中ミュージックやA級京都など多くの有名館が艶を競っていた物で、銭湯の脱衣所には案内のポスターなども良く貼ってありました。文字だけで書かれたそのポスターをドキドキしながら眺めた子供時代が私にもありました。
そう、日曜日の夜にはその銭湯から帰ってウルトラQを見るのを楽しみにしていた時代の話です。
このお店は、そのDX伏見があった場所の向かい側にあります。
醤油、塩、味噌、スタミナなど様々なラーメンがありますが、まずはベーシックな醤油ですね。スープは豚のすじ肉などをメインに鶏ガラ、しかも皮部分の多い部位を使って味を調えておられるようですね。
いわゆる豚骨ではなく肉のスープです。それに昆布を漬け込んだ醤油に塩を利かせたタレで調味してあるようです。かなり塩辛く、塩味のインパクトが強いものの、醤油の香りも良くバランスとしては良くできたスープだと思います。スープを取る際の脂が表面に浮き残り、これが味をまろやかにしています。
麺は鹹水が少なく、九州系豚骨ラーメンのそれを思わせる部分がありますが、それよりは加水率が高くしっとりしっかりした食感が味わえます。タイプは細目のストレートで、見た目よりはスープの絡みが良いですね。
トッピングはチャーシュー、メンマ、もやし、ねぎ、のり二枚です。チャーシューはもも肉赤身中心の薄切り肉です。スープとの相性は良いです。
塩ラーメンも頂いてみました。基本的にタレ以外は醤油ラーメンと共通です。天然塩を使ったと思しき強い塩ダレは、唐辛子とごま油、半当たりの胡麻で押し出しの強い香りと味に仕上がっています。私の好みからするとかなり塩味の押し出しが強いのですが、一応個性の範囲だと思います。
と言うことで、機会があれば何時でもまた行きたいお店です。
場所はこちら。(GoogleMap)
近鉄伏見下車徒歩7~8分、京阪墨染下車徒歩10分です。Mapionの地図はこちらです。
駐車場はありません。コインパークも大手チェーンは近隣に見あたらないので、お店の人に訊いてみましょう。
私はラーメンサイトの管理人であることをお店の人に知られることは、お店の客観的な評価をしにくくすると思っているので、京都のお店では写真撮影などをしないようにしています。
幸い京都のラーメンについては数多くのサイトが評価し紹介しています。だからラーメンの写真などついてはそちらに任せようと横着をさせて貰ってます。
こちらで検索して他のサイトも参考に
して下さい。
基礎資料
エントリ作成日時現在の情報ですので、変更されている可能性があります。
営業時間:11:00~24:00(平日は15:00~18:00中休み)
定休日 :不定休、店の表に案内が書いてあります
電 話 :075-645-7667
エントリ中の写真は、私が面白そうだと思ったもの、美味しそうだと思ったものを紹介するアフィリエイトリンクです。
広告:大容量の無料レンタルサーバー
広告:日払いアフィリエイト