少子化が叫ばれて久しいですが、京都の二大私学とも言うべき同志社と立命館も、この少子化の流れの中で学生を確保するべく思い切った変革を成し遂げました。両学とも、これまで中学から大学院まですべての段階の学校を持っていた（同志社は幼稚園もありました）のですが、今年から小学校を開校したことはニュースなどでも良く知られていますね。
このお店は今年開校したその立命館小学校から西に3～400メートルの場所にあります。
スープはいわゆる豚骨鶏ガラ系のもので、タレは醤油味です。全体として塩味が薄めで、タレにはチャーシューを作るときに赤ワインでも使われているのでしょうか、その風味が感じられます。
一方、背脂ではなくタレに由来するのであろうラードが液状油になってやや多めにスープに浮いています。脂多めが美味しいとしても、やや脂感が強すぎる嫌いがあり、そのせいで塩味がスポイルされ、その結果ワインと肉汁に由来する悪い酸味が前面に出てしまっています。
色々工夫されているのが感じられるだけに、アク取りの不十分さと相まって残念な感じがします。
麺は細目のストレート。堅めと言うよりパラッとした食感の物で、このお店のスープに合わせるなら、もう少し粘りのある麺のほうが私の好みに合います。あるいは液状のラードではなく背脂とゼラチン感が感じられればこの麺も嫌いじゃありませんが。トッピングはチャーシューに葱、メンマ。チャーシューはいわゆる炙り焼きチャーシューですが、固くて焦げ臭く、正直言ってラーメンの邪魔をしているように感じられます。
下手に炙りを掛けるより、漬け戻しでしっとり仕上げた方が美味しい感じのお肉だったんですが・・・
と言うことで、まだ未完成の部分が多く感じられるので、時間をおいてまた行きたいお店ですね。
場所はこちら。(GoogleMap) 地下鉄烏丸線北大路駅下車徒歩10分、あるいは京阪出町柳から市バス1号系統など、JR京都駅・阪急西院から205号系統で北大路堀川下車徒歩5分です。Mapionの地図はこちらです。
駐車場はありません。コインパーク などを利用することをお勧めします。
私はラーメンサイトの管理人であることをお店の人に知られることは、お店の客観的な評価をしにくくすると思っているので、京都のお店では写真撮影などをしないようにしています。
幸い京都のラーメンについては数多くのサイトが評価し紹介しています。だからラーメンの写真などについてはそちらに任せようと横着をさせて貰ってます。
こちらで検索して他のサイトも参考に して下さい。
基礎資料
エントリ作成日時現在の情報ですので、変更されている可能性があります。
営業時間：11:30～15:00 / 17:30～23:00
定休日 ：月曜
電 話 ：075-493-2652
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