新世界菜館 | 元・また食べたい京都ラーメン

元・また食べたい京都ラーメン

予告です。

管理人が糖尿病を患って、糖質制限食を食べているためラーメンサイトとして維持してゆくのが困難になりました。

近いうちにオリーブオイルについてのサイトに模様替えします。過去ログはそのまま残しておきます。

中華料理屋さんで出てくる麺類と、ラーメン屋さんのラーメンとはやはり違うものなのでしょう。しかし、一方で中華料理屋さんのメニューにあるような一品料理を供されるラーメン屋さんも少なくありませんし、中華料理屋さんで「らしい」ラーメンを提供されるケースも決して珍しくはありません。

それでも、いわゆる「街の中華屋さん」とは趣を異にする専門中華のお店で出てくるのは、湯麺とかなんとかご大層な名称が付いて、ラーメンらしくないケースが殆どです。

今回、縁あってお伺いしたこのお店、東京の一等地にある高級中華料理店です。そこで中華のコースを全部平らげた後「よろしかったら麺類か飯類をお持ちしましょうか」の言葉と一緒に出されたメニューを見ました。中国語で難しい名前の麺類がズラッと並んでいるのを後目に、あろうことか「普通のラーメンを下さい」とオーダーしました。

冷静になって考えれば冷や汗ものです。紹興酒が回っていたと言うことで勘弁して貰うことにしましょう。(^^;)

スープは・・・ヽ(゚-、゚)ノ判りません。美味しいのです、とにかく。

中華料理屋さんで良くあるように、そのお店の肉スープがベースになっているのは確かですし、非常にまろやかな味の醤油とお酒で作られたタレで調味されているのですが、正体が全く想像付きません。

孔子廟堂碑(楷書用筆) 麺も、やや鹹水も加水も少な目ながら不思議なコシのある丸麺のストレート中太です。

トッピングはスープの表面に浮くみじん切りのネギの他、チャーシューと半熟卵、三つ葉が乗っているシンプルなものでした。

このチャーシューはしっとりと柔らかいのに肉の食感がしっかり味わえる抜群の味付けです。スターアニスが香り、余分なラードの流れ落ちた後に残る肉の周囲には、皮ぎしの脂身とゼラチン膜がうっすらと残り、噛み応えととろけるような口当たりの重なる食感を楽しませてくれます。

半熟卵は見事な茹で上がりです。白身はかっちりと固まり弾力性のある食感を楽しめるのに、黄身は白身との境目から中心まで均一な半熟です。周囲が固いとか中心が生と言うこともありません。しかも、白身が茶色くなっていたので味付け卵だと思っていたのですが、大変良い香りがするだけで、強い味は付いていないのです。不思議に思って訊ねると「烏龍茶茹で」なのだそうです。いやはや恐れ入りました。

三つ葉が浮いているところからも想像できると思いますが、このお店のラーメンは大変香りにこだわったものです。食べていてその香りの良さには大変感心させられました。

こちらの写真はこのお店のオススメ商品で、いわゆる坦坦麺に近い、ピリ辛肉味噌のラーメンでした。こちらも大変美味しかったのですが、私は最初に挙げた「普通のラーメン」の美味しさにショックを受けていたので、あまりコメントできません。記憶が飛んじゃってるんです。(^^;)紹興酒のせいかも

このお店のラーメンは1200円が中心価格帯ですから、絶対額としては安くありません。しかし、中味を見た場合安すぎると断言しても良いでしょう。

と言うことで、借金を質においてでもまた行きたいお店ですね。(古すぎる言い回しでゴメンナサイ)

場所はこちら。(GoogleMap) 地下鉄神保町A3出口を出て20mです。Mapionの地図はこちらです。

駐車場はありません。と言うか、場所が場所だけに車で出かけることは考えない方が良いのかも知れませんね。

さすがにかなりの有名店なので検索するといっぱいヒットします。

こちらで検索して他のサイトも参考に して下さい。


基礎資料
エントリ作成日時現在の情報ですので、変更されている可能性があります。

営業時間:11:00~23:00
定休日 :日曜祝日
電 話 :03-3261-4957



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